Tuesday, November 3, 2015

【BOX】興毅さん、引退の大毅は「偉大なボクサー」

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現役引退を表明したプロボクシング元世界3階級制覇の亀田興毅氏(28)が4日、元世界2階級王者の「亀田3兄弟」二男・大毅(26)=亀田=の引退についてブログで語った。

「偉大なボクサー。ボクシングが決して好きではなかった大毅が世界チャンピオンになる」と2006年2月のデビューからチャンピオンになるまでの経緯を 説明。07年10月にWBC世界フライ級王者・内藤大助氏に判定負け、反則行為で1年間のライセンス停止処分。「若さゆえの過ちで1年間のライセンス停止 処分をされ、ブランクを作る事に…」と、その時の悔しさを語った。

「3度目の挑戦で、21歳の若さで悲願の世界チャンピオン」と称え、2013年に2階級制覇を達成し、ギネス記録の三兄弟同時世界チャンピオンになれたことに思いを馳せていた。

同年12月にIBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で、敗れながらも王座を保持した問題で混乱を引き起こし、3兄弟は国内のリングに立てない状 況に。「そんな中気持ちを入れ替え、ボクシングと真摯に向き合った。この時が後にも先にも、大毅がボクシングの事を心から楽しんでやってた時やった」と振 り返った。

昨年夏に左目網膜剥離を発症した際に「初めて、大毅は俺に怖いって言った」と興毅さん。それまで一回も怖いと言った事もなく、チャンピオンになった時以 外、涙を見た記憶もないというが「そんな大毅が怖くて泣いてた」。試合を辞めて欲しかったと気遣うも、今年9月には1年9か月ぶりにメキシコ人選手との復 帰戦を決行。結果は判定負け。最後となったこの試合に敗れ「これが俺の実力、これが全てです」と何一つ言い訳をしなかった弟に「漢、大毅」と称賛を送っ た。

最後は、昨年10月に8歳年上の女性と入籍し、3日にニューヨークで結婚式を挙げ、第二の人生を歩んでいく大毅へ「お疲れさん。誰よりも一番のファンより」とのメッセージで兄弟愛を表していた。

Hochi

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