Saturday, October 31, 2015

眠気覚ましのコーヒーはアイスよりホットコーヒーが良い、そもそも違いはある のか


Iced-and-hot-coffee

目覚めのコーヒーと眠気覚ましのコーヒー。アイスとホットならどちらがお好み??


意外にも、コーヒー好きの方の中で「アイス派」と「ホット派」は分かれていると言われています。実際、アイスとホット、身体に効果的なものはどちらなのかを疑問に思った方は少なくないのではないでしょうか…?


今回は、このホットとアイスの違いをコーヒーの身体に及ぼす影響・効果から見比べてみましょう。



眠気覚ましや集中力アップには「ホットコーヒー」が良い


 多くの人が朝の目覚めにコーヒーを飲んだり、仕事中や休憩中にコーヒーを飲む通り、コーヒーに多く含まれる「カフェイン」には覚醒効果があることが一般的に知られています。


眠気覚ましのコーヒーはアイスよりホットコーヒーが良い、そもそも違いはあるのか

このカフェイン、アイスコーヒーとホットコーヒーで含まれている量が同じであっても、摂取した人間の身体の中では違いがあると言われていることはご存知でしょうか。


実は、ホットコーヒーの方が身体への吸収が早いとされており、アイスコーヒーよりも最大1時間ほど覚醒作用が早まるのだそう。



ホットコーヒーを飲んだ場合、カフェインの血中濃度が最大になるのは摂取後30分~1時間なのに対し、アイスコーヒーを飲んだ場合、冷たいことから小腸粘膜の毛細血管が収縮し、胃の運動も低下するため、血中濃度の上昇も緩やか。

飲んでから1~2時間後に、カフェインの血中濃度がやっと最大値に達します。

つまり、眠気覚し時やここで集中力を高めたいという「シャッキ…!」としたい場合は、アイスではなくホットコーヒーを飲むことが効果的なのです。


眠気覚ましのコーヒーはアイスよりホットコーヒーが良い、そもそも違いはあるのか

なお、余談ですが1日の中でカフェイン摂取に適しているという時間帯も存在します。その時間は「午前9時半から11時半」「午後1時半から5時」のツータイム。


この二つの時間帯は「人間の覚醒ホルモンのレベルが下がる時間帯」だと言われており、この時間にカフェインを摂取することが好ましいとする説もあるようです。



で、アイスコーヒーとホットコーヒーの違いって何??


 この簡単な答えは当たり前ですが、夏はアイスコーヒーが多く飲まれ、冬はホットコーヒーが飲まれやすいというもの。


眠気覚ましのコーヒーはアイスよりホットコーヒーが良い、そもそも違いはあるのか


▲ 画像出典:Iced Tea, Dutch Coffee, Ice Cubes, Beverage


そもそもアイスとホットコーヒーって違うの? 冷たいか熱いかだけじゃない?なんて人にコーヒー通が言えることは主に3つ。アイスコーヒーは「香りがない・コーヒー豆の特徴が薄まる・味の違いがなくなる(どれも苦味が強くなる)」なのだそう。


実際、アイスとホットでは違いがあり、それぞれの特徴を生かすため一般的に焙煎度も異なると言われています。



アイスコーヒーで飲む場合はコーヒーの温度が下がる事でホットコーヒーでは感じなかった酸味が出てきて苦みが逆に感じられなくなる傾向があります。

ですからホットコーヒーで苦みと酸味の調和したものがハイローストだとするとアイスコーヒーの場合フレンチローストがベストの焙煎度となります。

なお、ここでまた一つ余談を話すと、コーヒーとは元々「ホット」が世界のど定番だったのだそう。コーヒーをアイスで飲むという傾向は元々、日本で多く、コーヒーを冷やして飲むという傾向は日本から生まれたなんて説もあるのだとか。。。



缶コーヒーは日本が発明したので、自動販売機から出てくる冷たいアイスコーヒーは日本が生んだといって間違いないと思います。
出典:アイスコーヒー“マメ知識”

と、ここまで余談を踏まえ「アイスコーヒー」と「ホットコーヒー」の違いを簡単にご説明させて頂きました。


なお…!最後の最後にもう一つ余談を話させていただくと、コーヒーと共にチョコレートを食べると覚醒作用がアップするのだそうですよ。


なんでも、チョコレートには「テオブロミン」という覚醒作用が含まれており、これをコーヒーと共に摂取すると効果が良いのだそう。ホットコーヒーとチョコレート、ここぞという時に是非ともお試しになってみて下さいね〜♪


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